看護科の特色
看護科は、高等学校看護科3年間と専攻科2年間を合わせた5年間一貫教育で看護師を養成する学科です。
確かな知識・技術を習得し、豊かな人間性を持った看護師を目指して、充実した高校生活が送れます。
1 看護師になる最短コース
・専攻科卒業と同時に看護師国家試験の受験資格が得られ、中学卒業から5年で看護師になれます。
2 5年間の系統的な学習
・5年間の教育内容は一般教科と専門教科を合わせ、系統的に段階をふまえて学んでいきます。
・最初の3年間は,高等学校普通科目と看護科目の基礎・基本をしっかり学びます。
・専攻科の2年間は,看護の8つの領域別に専門性の高い学習を行います。
3 充実した学習環境
(1)校内の学習環境
4つの看護実習室、ゼミナール室、看護科専用図書館、標本室に加え最新のシミュレーターも導入されています。
(2)充実した実習病院・施設
県立中央病院・富山市民病院・黒部市民病院・富山市保健所をはじめ、
地元の特別養護老人ホーム・ディサービス・保育所など36施設で看護臨地実習を行います。
(3)大学・病院などからの外部講師による授業
専攻科では、大学教授や医師・薬剤師・看護師などの専門家による講義を多く実施しています。
(4)看護実践能力を高める授業と研修旅行
・授業では、アクティブラーニング型授業や生徒同士の学びあい、専攻科生との合同授業などを行っています。
・高校3年「臨地実習グループ発表」、専攻科1年「事例発表」、専攻科2年「看護研究発表」により、体験した看護をケーススタディにまとめて発表会をします。
・高校2年の研修旅行では、県外の最新医療施設や大学見学により視野を広めます。
・専攻科では、石川県立田鶴浜高校看護専攻科や県内の看護学生との交流会があります。
看護科の指導目標
感受性豊かな高校生からじっくり看護を学び、人と深く関わる体験によって、『豊かな感性』、『科学する知性』『心通う実践力』を育てます。